「闘うジョン・ケージ」 →設置場所MAP

作品

宣伝などの騒音の多い秋葉原の中央通りにある、両側が隙間で開いているビルの 両側に、スピーカーを一つずつ設置する。 スピーカーからジョン ケージの作曲した「4分33秒」を流す。
同様に、「4分33秒」を録音したcdを秋葉原の多くの店に置かせてもらって、 展示してあるオーディオ機器や、ラジカセ等でエンドレスで流してもらう。

マップに「4分33秒」の演奏場所を記入する。

コンセプト

東京に隙間は、ない。
あるのは嘘の隙間だけだ。
もし万が一、僅かな隙間があったとしても、すぐ誰かがそこを有効利用しようと狙っている。
自動車のハンドルに遊びがあるように、隙間は安全の為に必要なな物だ。
隙間がない状態は、物理的にも精神的にも、生物学的にも、あらゆる意味でとても危険な状態であり、東京にもっと隙間を作りだしてやらなければならないと僕は思っている。
このプロジェクトは、宣伝などで、やたら騒音だらけの秋葉原の街に、ごく普通に展示してあるオーディオ機器や、ラジカセ等に、ジョン・ケージの作曲した「4分33秒」を録音したCDを設置し、エンドレスで流す。このことで空間に関するスキマを考える隙間をつくる。
ジョン・ケージの温厚な性格とこのタイトルにある「闘う」と言う単語のミスマッチがまた考える価値のあるスキマをつくっていると思う。
それにしても、ニューヨークにできたスキマはどう考えたらいいものだろうか。

中山じろー

注: 「4分33秒」は全く音のない状態ではない。



中山じろー

個展
2001 Galerie Le Sous-sol, Paris, France.

グループ展
2001 Next generation, Passage de Retz, Paris, France.
2001 Reperes, avec Carlos Castillo, ABC, Dijon, France.
2001 Deplacement a Maribor, Umetnostna galerija Maribor, Slovenia.
2001 Le detour vers la simplicite, Le Confortmoderne, Poitiers, France.
2001 La 13 eme bourse d'art monumentale d'Ivry sur Seine, France.
2001 Rencontre internationale Paris-Berlin, Paris, France.
2000 Paris pour escale, パリ市近代美術館