JR御茶ノ水駅から徒歩5分
ビルのスキマに引き込まれ...
細い路地を入ると、そこは 別世界

築50年の木造家屋
そいつに棲むことにした...

都会の中心に在ることの意味
都会における家の在り方
そこへ棲むコトってどういうことだろう?

都市における新らしい自給自足、新陳代謝...
名付けてそれは「ネオ・メタボリズム」?

都会のポテンシャルをいかしつつ
家は様々な人を巻き込み出来事を生み出す

絶えず呼吸することでセルフビルドし続ける

そう... この家は都会の中で成長し続ける

実験住宅なのかもしれない...

美術家の中村 政人さん、申さん夫妻は、数年前にも一度この家を訪れていました。都会に住んでみたいという思いで、いくつもの不動産を回られていたそうです。

2002年夏。夫妻は湯島を散策している時に、たまたまこの家を通りかかりました。不思議と以前見たイメージとは異なっていて、ビビっときたといいます。その時、恋いしてしまったんですね。この家に惚れ込んでしまった。

その古い家屋の前には家よりも高いもみじの木があります。四方を建物に囲まれながらも、天高く伸びるもみじ。そこで、 勝手に名付けました。「湯島もみじ」。

ただし、これはただの家の名前ではありません。これからこの50年ほど前に建てられた家を舞台に様々な人やモノ、情報が集まり、また発信していく...そのプロセス、すべてを称して「湯島もみじ」というプロジェクトです。

まずは、新たにアトリエ・ギャラリーという機能を付加し、改築し、中村家が生活ができる状態を目指しながら、様々なプログラム(ex1.ex2)が展開していきます。

2002.10.13