2002.10.31 「墨だし& 型枠作り」
021025
8:00 -

@現場

東南側、増築部分(水回り)の型枠取り外し。
変わって西北側、増築部分に型枠を設置していきます。
吹き抜け部分に設置する予定の格子状の壁。その柱の位置を墨出しによって示していきます。家自体に若干の歪みがあるため、どこに基準を置くのかが検討されました。
中央に一本黒い線が見えますね。これが実物大に割り出された柱のラインです。墨を含んだ糸をピンっと張って、少し持ち上げたら弾きます。そうすると、このように綺麗な直線が残されるのです。

ギャラリーになる予定のスペースからアプローチを見る。もみじの木と階段の関係がいいですね^ ^ 徐々に今まで描いていた空間がリアルになってくる瞬間。

続いて、墨出しによって割り出された柱の位置に、金属製のアンカーをはめ込んでいく作業。

ドドドドっ。。。

まずはドリルで穴をあける...

直径が1cmぐらいでしょうか。等間隔に開けられて行きます。

これがアンカーと呼ばれる物。今回用いた物は、金属拡張アンカーです。

手に持っているアンカーの右の先端部分が少し広がっているのが分かるでしょうか?これが穴の底に接触すると中に押し入れられて、アンカーのケツが広がることで固定されます。

鉄筋にアンカーを取り付け...
そいつを必要な長さに切断していく...
3人で流れ作業です。

先ほどの穴にアンカー部分を差し込み、トンカチで叩いていきます。コンクリートの中で、アンカーの先が広がっていますからもう抜くことはできません。

このあとこのアンカーの配置に沿って、型枠も作られました。

明日は、その型枠にコンクリートを流し込みます。