2002.11.13 「浴槽設置・部材仕分け作業編」
0211107
8:00 -

@現場

 

まずは浴槽の設置。作業の工程上玄関脇においておいた琺瑯の浴槽(推定数百キロ!?)を増築部分、先日割り出した位置へ設置。先日の苦労のせいか、設備屋さんは水平を割り出すのも容易だったようです。浴槽下のコンクリートもよく仕上がっていました。

浴槽と配管とのジョイント部分
どこかで見ている同じような作業。コレ配管を付け足していく作業ですが、同じようなコトを建築学生も模型を作る時にやっていると思います。
塩化ビニル系の素材に←このような液を塗ると、素材自体が弱冠溶けて接着性を持つようになります。下は配管のパーツの数々...

一方、格子の方です...

こちらは外部増築部分の格子一層部分はほぼ立ち上がりました。ココは外部の作業スペースに、この上には寝室に併設されたStock spaceが設けられます。

こちらは内部。

格子壁の柱が総て建って仮留めされた状態で横材が下から数本入っている状態です。既存の家自体が弱冠傾いている中へ、正確な水平垂直をもつコの字型の格子壁を挿入する形となっているので、格子壁と既存部分とのジョイントが非常に難しい。。横材をはめ込んでいくのも一苦労です。

南側へ柱を補強。

105角の格子壁。横材が入るだけで随分と空間が変わりものですね。

今日は早稲田や武蔵美、日大からも新参加者が...また途中から、銀座の現場作業を終えた造形大の学生達が10人程来てくださいました。部材の仕分け作業、二階部分の釘抜き、部材の仕分け作業などが行われました。

こちら作業仕分けをしている様子。今一部材の位置が分からない上に、作業のスペースも確保したいことから、部材の位置を確認し、番号をふっていきます。足りない部材を確認。また後日、購入次第、加工することになりそうです。

設備屋さんと工務店さん... 今後の予定についての打ち合わせ。

中村さんが今度、銀座の資生堂ギャラリーで行われる展覧会のフライヤーを持ってきてくださいました。(リンク先にあるCGは梅ちゃんが書いてくれたそうです^ ^)そちらの現場は職人さんが5人ぐらい入っているとのこと。総てが決定している作業の連続なので、凄まじいスピードで建物が立ち上がっているそうです。

湯島の方は、そのほとんどが現場合わせ。。その瞬間瞬間に次の作業が決定されていくので、時間はかかりますが、その分、Mトレのマンパワーで乗り切るしかありません。

今日から作業常駐要員としてサガさんが現場に入ってくださることになりました。格子壁、増築部分が建ち上がり、新たに床も張り付けられていきます。これからが楽しみなところ... 解体時の開放的な劇的変化とはまた違った変化を見せてくれるに違いありません。