2002.11.14 「既存梁上レベル計測作業」
0211107
8:00 -

@現場

今日は既存張り上のレベルを計測。既存の梁も桁も水平を保てていないので、新たに水平な床面を設置するための作業。あるポイントを基準点とし、そのポイントとの誤差から歪みを判断していきます。

と、途中で数日ぶりに鳶さんの登場。格子壁へ足場を設置する作業は二日後だったのですが、今日、町田の現場でちょうど足場を撤去したところだったので、ついでに持ってきたよ。。とのこと。

やはりこれほどシンプルでスピーディーな仮設はありませんね。ホント一瞬っ。。のうちに出来上がってしまう。昨日まで手の届かなかったところにも容易に触れることが出来るようになりました。今後、他の作業と同時に格子壁の方も一気に進むと思われます。
こちらは久しぶりに現場へ遊びに来たミル君。抱きかかえられながら変わり続けていく「家」を見る姿が印象的でした。ここへ住むようになったら、ミル君はどんな遊びを発見するのか、今から興味があることの一つです。

二階床の水平を取りやすくするためにある数カ所の桁を撤去。先ほどまで行っていた既存梁上レベル計測に沿って、明日以降、新規に根太を入れ込んで、水平をとっていきます。

それにしても梁桁の上を歩くのは全く持って怖いです。。今までは既存のまま455ピッチだったので、それほど怖くはなかったのですが、間の一本をとって910ピッチになったとたん、全く印象が変わります。とりあえず、まともには歩けません。

普段、「床」というものに、自分の命をあずけるまでの信頼や安心を得した上で地面より上を、自分は歩いているのだと改めて感じました。床の力おそるべし。

ほんの少し30センチでもいいんです。それだけあれば僕の脳はそいつを「床」と判断して悠々と歩けるのですが...

アトリエ(吹き抜け)となる予定の部分。格子壁が作られて、既存の構造とジョイントされたら、この十字の梁は取り除かれる予定。

外側では大工さんと工務店さんで増築部分の柱を立てていきます... 画像の梁が見えている部分にダイニングが、その左手に増築される部分にキッチンが設置される予定です。

二階、南側リビングとなる予定の部屋から外を眺める。木造住宅のスケルトン、柿の木に隣の家、その向こうにはオフィスビル... 二階から見るなんとも不思議な風景。。

ってことで、本日終了。

明日は8時半よりコンクリートブロックの搬入が行われます。