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「現在、築50年の廃屋同然の家屋を回想し、妻・申明銀のアトリエと、中村が主宰する非営利芸術活動団体・コマンドNのオフィス、そして中村自身が家族（５歳の息子鑑（みる）君を含む）と暮らす空間の３つをつくるという、『湯島もみじ』プロジェクトが進行しているプライベートをあえてオープンにし、作業参加者も募集するという大胆な思想に、常に我々を取り巻く環境を都市と絡めて相対的に考察し、プライベートとパブリック、内と外との境界や意味、共有についての再考を促す作品を具現化してきた中村の、ひとつの集約を見る。」（上記雑誌より引用）
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