日程: 2017年12月17日(日)
時間: 17:30-20:30
備考: (開場17:00~)
料金: 無料
会場: 1F コミュニティスペース
■出演者
鷲田 めるろ(金沢21 世紀美術館キュレーター)
小田井 真美(さっぽろ天神山アートスタジオ AIR ディレクター、Move Arts Japan ポータルサイトディレクター)
中村 政人 ( アーツ千代田 3331 統括ディレクター、Move Arts Japan ディレクター)
アナヒタ・ラズミ/ Anahita RAZMI( アーティスト/Artis,ドイツ)
シュー ルアン・ウー/ Shu-Lun WU (アーティスト/Artist,台湾)
チョングワン・パイク/ Jongkwan PAIK (アーティスト/Artist,韓国)
アーティストが日本国内数カ所を旅することで得た、移動型AIRプログラムの魅力を発表します。今回は、自身もAIR運営経験のある、金沢21 世紀美術館のキュレーター 鷲田めるろさん、さっぽろ天神山アートスタジオのレジデンス・ディレクターである小田井真美さんをゲストにお迎えして、Move Arts Japan ディレクター 中村政人と共にアーティストとのラウンドテーブルにて、日本国内を移動することの魅力を掘り下げます。
ゲストの一人鷲田めるろさんは、2017年ヴェネチアビエンナーレ日本館キュレーター。アートと人をつなげる街派キュレーターであり、自身も2009年からKapoというクリエイター・イン・レジデンスに関わっています。また美術館での活動以外にも、都市/建築/美術を横断する開かれた場をつくることを目指し、2007年に金沢在住の若手美術・建築関係者とともに非営利団体CAAK(Center for Art & Architecture, Kanazawa)も設立。ローカルでの活動の可能性を体現されています。
■イベントタイムテーブル
17:00~17:30 開場
17:30~19:00 アーティストによるプレゼンテーション
19:00~20:30 アーティストとゲスト登壇者によるラウンドテーブル
※イベントは通訳者による日本語での補助がございます。
■登壇者プロフィール
鷲田めるろ
金沢21 世紀美術館キュレーター。1973 年京都生まれ。東京大学大学院美術史学専攻修士課程修了。地域や参加をテーマに、日本の現代美術や現代建築の展覧会、プロジェクトを企画する。主な企画に、アトリエ・ワン、「3.11 以後の建築」など。2009年にKapoというクリエイター・イン・レジデンスを実施。
中村政人
3331 Arts Chiyoda 統括ディレクター(設立2010 年)。アーティスト。1963 年生まれ。東京藝術大学教授。「美術と社会」「美術と教育」との関わりをテーマに様々なアート・プロジェクトを実施する。平成22 年芸術選奨受賞。
小田井 真美
オルタナティブスペース運営、国際展での滞在制作コーディネート、NPOでのAIR運営を経て、アートによる地域活性化事業、アーティスト・イン・スクールの企画と事業設計。TransArtist(オランダ)で文化政策とAIRネットワ-キングについて研究、アーカスプロジェクト(茨城)ディレクター、コマンドNと共にアーティストの移動のためのポータルサイトMOVE ARTS JAPAN運営、札幌国際芸術祭(SIAF)2014でチーフ・プロジェクトマネージャーを経て、現在は札幌市のAIR施設さっぽろ天神山アートスタジオAIRディレクター。新規AIRのための事業設計、VISUAL ARTS FOCUS with INSTITUT FRANCAIS(フランス)招聘など国内外AIR事業とその背景に関するリサーチ多数。
■お問い合わせ・参加申し込み
メール:info@movearts.jp
電話:03-6803-2441
参加希望の方はinfo@movearts.jpまで、タイトルに「MAJ event」と書き、本文に参加者のお名前、所属、連絡先 (Eメールもしくはお電話番号)、参加人数を書いて送信してください。
■会場住所:アーツ千代田 3331
〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14
主催:(社)コマンドN
協力:アーツ千代田 3331、AIR 3331、さっぽろ天神山アートスタジオ、nedoko、ゼロダテアートプロジェクト、Kapo Creator in Residence、Artist in Residence
Yamanashi[AIRY]、Art Space 寄す処、Artist in Residence Studio Kura、紺屋2023
助成:平成29年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業
■Move Arts Japanとは?
2016年にバイリンガル化されたMove Arts Japan(略称:MAJ)では、アーティストが日本国内の移動を行いやすくするために、日本各地のAIR所在地の周辺地域情報として、見られるもの、食べられるもの、会える人/動物、参加できるイベントなどの、ローカルな情報を掲載しています。
詳細コチラ▷▷▷https://movearts.jp
■Move Arts Japan アーティスト・イン・レジデンスプログラム 2017 とは?
この冬、ポータルサイトの運営を軸に「移動型AIR プログラム」を提案するMAJが実施する新たなAIRプログラムです。MAJ がこれまでに培ってきたネットワークを活かし、海外2団体、そして日本国内の10団体と連携してプログラムを運営しています。アーティストが自ら行きたい場所を選ぶ、アーティスト主導型の旅で、能動的に見つけた視点をリサーチ結果として、アーティストトークと成果物の展示を行います。旅の終着点である東京・アーツ千代 3331が、成果発表の会場となります。